平成27年度新茶 萌芽

2015年04月03日 │ カテゴリー:おしらせ

今月4月3日 京都府茶業研究所が平成27年度 宇治茶1番茶の新芽が萌芽したと宣言しました。
今年は2月と3月の一時期、気温が高く、昨年より4日早く 平年より2日早い萌芽となりました。
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【萌芽】とは
冬の間、固い冬芽でじっと寒さに耐えてきたお茶の芽は、京都府南部では4月上旬頃になると力強く芽吹いてきます。
これを一番茶の萌芽といいます。一番茶のお茶摘みは、萌芽から約1か月後、ちょうど、八十八夜頃に始まります。

茶樹新芽の萌芽日の判定は、研究所内の調査茶園で栽培する品種「やぶきた」で350個の新芽を調べ、
全体の70%の新芽が包葉の約2倍の長さに達した時期としています。

萌芽から茶摘みが始まる5月頃まで、茶生産家さんは施肥や防霜対策など毎日気が抜けません。

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