

【宇治茶振興をテーマに宇治市長と茶業者が意見交換】
—振興策として急須で淹れて飲むほんまもんのお茶や子供たちへの普及、観光茶園の整備などの提案。—
このミーティングは宇治市長が掲げる市民参画・協働の一環として、茶道教授、茶生産農家、茶販売業者、
大学生、高校生が参加して11月9日(土)に開かれ、通圓 二十四代 通円祐介もパネラーとして参加しました。
意見交換の中で通円祐介は、急須で飲むお茶の普及について「まず市民が率先して飲むことから広めてゆきたい」と、
また京都市の日本酒の乾杯条例を参考に、お茶で乾杯することを条例化できないかと提案し「市長も一度検討してみたい」と返答されました。
さらに「観光客は宇治に来た時に茶畑がすぐに見られないのを残念がっている。またお茶がどうやってできるのか、製造工程を知りたがる」と説明し、市施設の整備を求めました。
この意見に対し市長は「太閤堤跡で見せる茶園などを作りたい」と京阪宇治駅北西で検討している歴史公園の整備計画を紹介。
また「宇治茶会館から茶業研究所、白川の里を歩いてめぐる回遊型のコースができないか部局で調整している」と話されました。
最後に市長は「19万2千人の市民が宇治茶を飲む市民運動の機運を盛り上げることが観光振興にもつながると思う」と話されました。