【水出し用緑茶】

2017年07月31日 │ カテゴリー:おしらせ, 未分類

【通圓 夏の緑茶(水出し用)】販売中!
昨年夏より 夏限定で 水出し茶を販売しております。
玉露に碾茶の葉脈部分をブレンドし 冷水でも淹れやすく仕上げました。
50g袋入 1,080円(税込)で販売中です。

17.8.


【冷茶について】
毎年 新茶が終わり少し暑くなりますと 店頭のお客様、発送ご依頼のお客様から冷茶についての質問や相談を頂きますので、まとめてみました。

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 ■冷茶の特徴

冷水でお茶を淹れると、お湯で淹れたお茶に比べて、カフェインや苦み成分のカテキンが溶け出しにくく、旨味成分は冷水でも溶け出すので、旨味が多く、苦味が少なくまろやかなお味になります。また、冷水で淹れると茶葉がお湯で淹れた時に比べてゆっくり開いていきますので 4煎目、5煎目まで飲んでいただけます。

※7月に放送されたNHKのテレビ番組「ためして ガッテン」でも詳しく取り上げられましたので、お時間がある方は「ためしてガッテン」の番組ホームページをご覧ください。

■お茶の種類

弊店では「水出し煎茶」「水出し玉露」などの専用の商品は販売しておりません。煎茶・玉露・かりがね は冷水で淹れることができます。また、抹茶も少し泡立てにくいですが冷水でも作れます。おすすめは旨味成分の多い玉露や高級煎茶です。ほうじ茶と玄米茶は冷水では香りが少なくなりますのでおすすめしておりません。

 

■冷茶の淹れ方 作り方

・さっぱりとした氷水出し

急須にお湯で淹れる時よりも少し多めの茶葉と氷を入れ 水を急須の3分の1から2分の1くらいまで注ぎます。軽く急須を振り揺らしながら1分~2分ほど待ち、お好みの濃さでお楽しみください。2煎目からは1度茶葉が開いていますので浸出時間が短くなります。たくさん冷茶を作られる場合は、1煎目、2煎目、3煎目・・・を足して飲まれると濃度が均一になり茶葉も有効に使えます。
 お湯で淹れる時よりも茶葉の開きが遅く、苦み成分も溶け出しにくいので4煎目、5煎目まで飲めます。※1煎目が味・香り・色共に一番濃く、2煎目からは薄くなります。冷水で淹れた後の茶殻には溶け出していないカテキンなどの成分が残っているので熱湯を入れると 味は渋いですがカテキンなどの成分が含まれた温かいお茶が飲めます。

☆玉露とお煎茶でおすすめの淹れ方です。

おすすめの銘柄
玉露ふじつぼ、玉露たまかつら、お煎茶あおい、お煎茶あさかぜがおすすめです。
少し苦いお茶がお好みの方は、有機煎茶、深蒸しブレンド煎茶がおすすめです。

・うま味の多い氷水出し

 急須に茶葉10g 氷水を50mlほど入れます。5分ほど待ちグラスに注ぎます。

苦みが少なく、旨味の多い濃厚なお味が楽しめます。お湯で淹れる時よりも茶葉の開きが遅く、苦み成分も溶け出しにくいので4煎目、5煎目まで飲めます。

※1煎目が味・香り・色共に一番濃く、2煎目からは薄くなります。冷水で淹れた後の茶殻には溶け出していないカテキンなどの成分が残っているので熱湯を入れると 味は渋いですがカテキンなどの成分が含まれた温かいお茶が飲めます。

☆高級玉露と高級煎茶でおすすめの淹れ方です。

おすすめの銘柄

茶道楽 玉露、玉露夢の浮橋、玉露ふじつぼ、

茶道楽 煎茶、お煎茶宇治橋三ノ間、お煎茶あおいがおすすめです。

 

・熱湯氷出し

急須にたっぷりと氷を入れその上に茶葉10gを乗せます。熱湯を茶葉に当てながらゆっくりと溢れないように注ぎます。急須の側面が冷たくなるまで2分~3分ほど待ってからグラスに注ぎ分けます。2煎目からは水で淹れます。氷は解け具合によって追加してください。3煎目まで飲めます。熱湯が茶葉に当たることにより香りと適度な苦味が出ます。※熱湯の取り扱いには十分気を付けてください

画像は氷160g 煎茶10g 熱湯155ccでIMG_0923

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冷茶260ccが出来上がりました。

☆煎茶、かりがね(茎茶)でおすすめの淹れ方です。時間も短く大量に冷茶を作る場合におすすめの淹れ方です。

 ・オンザ ロック

 お湯でいつもよりも濃いお茶を淹れ、たっぷりと氷を入れた耐熱グラスに注ぎます。冷水では溶け出しにくいカテキンなどの成分も飲めます。また冷水では香りが出難く、茶葉が開き難い「玄米茶」や「ほうじ茶」にもおすすめです。